石鹸など敏感肌のためのケアグッズを探している時、よく目にしたのが「無添加」「自然派」という文字。
「敏感肌用」に「無添加」「自然派」が加わると、なんだかそれだけですごくよさそうな感じがしませんか?
わたしも、文字から伝わるイメージしか持っていなかったんですが、そもそもどんな状態であることが「無添加」であるということなんでしょう?
そもそも添加物って何を指しているのかさえ、正直言うとわからなかったのです。
「添加」=後から違うものを加えること。
「添加物」は着色料や防腐剤などの化学物質のことを指し、「無添加」はこの「添加物」が製品に「添加」されていない状態のことをいいます。
また「自然派」は原料が無農薬、オーガニック(有機)栽培のものであることを指すようです。
こうしてみると「なんだ、イメージ通りじゃん。」と思えますよね。
ところが、これにはちょっとした裏があることが、調べていくうちにわかりました。
例えば「この製品の原材料は無農薬栽培されています。」との表記がされていたとしましょう。
確かにこの場合、栽培するにあたって農薬は使われていないでしょう。
でも、肥料はどうでしょう?
栽培の際に化学肥料が与えられていれば、それを栄養として吸い上げて育ったものに化学成分が残留してしまいます。
ですので、意図的ではないにしても完全な「無添加」というわけでもなくなるのです。
オーガニック(有機)栽培に関しても、実は同じようなことがいえてしまうのです。
オーガニックであると認定する日本で唯一の有機JASでも、これなら使ってよしと認めている農薬が約20種類強あります。
つまり有機栽培でも、農薬を使っている場合があるのです。
また、枯葉や動物のフンなどでつくる堆肥を肥料としているのですが、動物はほとんどが合成飼料やワクチン・抗生物質などで体に化学物質を摂り入れています。
そうなるとフンにも化学物質が残留し、そこからつくられる堆肥にも残留し、またそれを栄養として育成した植物にも残留してしまうわけです。
化学物質って本当に呆れるくらい残っていくものなんですね。
ですので、完全に原料となる植物や作物自身における化学物質の残留を防ぐには、無農薬&無肥料の「自然農法」で育てなければなりません。
これは本当に手間と時間がかかる作業です。
以上からもおわかりだと思いますが、本当に完全な「無添加」「ノンキャリーオーバー」を目指すのは、とてもとても大変で難しいことなのです。